アンプカリバー・スティールヘッディング



 

ついに憧れの釣り、アメリカ・オレゴン州のアンプカリバーでスティールヘッドを釣る機会に恵まれた。

 

世界的な完成品フライのメーカー、アンプカ・フェザー・マーチャンツ社の創業者で友人のデニス・ブラックの自宅は川のほとりに建ち、その前の流れは絶好のプールになっている。今回は彼の息子のジムと一緒に釣ることができた。

 

静かで重い流れをジムに支えてもらいながら進み、ようやくプールの頭にたどり着く。そこから一歩一歩下りながら、フライをダウンクロスで流していく。

 

その瞬間は突然訪れた。ラインがスっと止まったので合わせると、魚が一気に下流に走る。やはり遡上魚は掛けた時の緊張感がハンパない。二度、三度とジャンプを繰り返し、ラインの出し入れを何度も繰り返しながら、ようやくキャッチできた。

 

 


遡上魚の釣りというのは「出会い」だと思う。その日、その時間、その場所に上がってきた魚に、その日、その時間、その場所に訪れた釣り人が挑む。魚と人の交差点。少しロマンティック過ぎるだろうか。

 

アンプカ社の創業者であり、伝説的フライタイヤーであり、尊敬するデニス・ブラックの自宅から見下ろすプールで釣れたことが何より嬉しかった。

 

写真は案内してくれたデニスの息子ジムと。

 

6パウンダー。一生の思い出の魚になるだろう。

 

 



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