絵になる釣り人



 

3月に入り、だいぶ暖かくなってきた。そんな折、仕事で釣りを教える機会があった。生徒はモデルの廣瀬麻伊さん。雑誌PopteenやJELLY誌で活躍し、若い女性に大人気のモデルさん。とてもアクティブで、スノーボードやマリンスポーツの世界でも活躍してるけど、今年からはなんとアングラーズアイドルという釣り業界のアンバサダーとして、広く釣りの魅力を伝えてくれることになった。釣り人としてはなんとも心強い大型新人の登場。

 

今回の場所は神奈川県にある管理釣り場「開成フォレストスプリングス」。翌日にイベントがあり、ちょうど良い機会なので特訓しようということになった。魚が大きく、掛けた後のやり取りの練習にも最適な管理釣り場。日によってはやや釣り方が難しいのも特徴だけど、それだけ技術の差が出るとも言える。

 

 

 

まずは座学から。もう一人のルアーの先生と一緒にみっちり基礎から。どんな釣りでもそうだけど、釣りはほんのわずかな違いが釣果を分ける時がある。そのために道具がたくさんあるので、覚えることもいっぱい。

 

 

 

いよいよ実釣へ。こちらは釣りを教える立場ではあったけど、逆にここら辺からはプロのモデルさん、いや廣瀬さんの実力に感心しっぱなしだった。なんというか、「絵になる」とはこういうことかと思った。

 

 

 

当たり前だけど、写真を撮られるプロ。カメラを構えると”ほんの一瞬”止まってくれる。リクエストしたことをすぐに理解してその通りに動いてくれる。われわれ素人はなかなかこうはいかない。

 

 

 

魚のリリースの仕方もしっかりレクチャー。手を水で冷やしてから、魚が自分から動き出すまで優しくホールドしてあげればグッド。

 

 

 

ルアーだけではなくて、フライフィッシングも少しレクチャー。ルアーとの違いにもすぐにアジャスト。こういう飲み込みの早さもプロたるゆえん。


 

 

この下の写真がこの日の自分的ベストショット。タイミングを見てネットを取りながら、魚へのプレッシャーも掛け続ける適切な竿の曲がり。この姿がキマるのはなかなかない。

 

 

二コパチもバッチリ。

 

 

翌日はみんなでキッズたちに釣りを教えるイベントだった。子供たちは未来そのもの。大事にしたい。

 

 

 

池の周囲では桜が咲いていた。空の水色と桜のピンクが美しい。

 

 

驚いたのは廣瀬さんがこの数日後にまた同じ開成フォレストスプリングスへ一人で釣りに行ってきたとのこと。釣りの中でも難しい釣りであったと思うけど、そこに面白さを見出してくれたようで素直に嬉しい。その情熱にも感動してしまった。

 

暖かくなってきて釣りのシーズンもいよいよ本格的にスタート。今シーズンは廣瀬さんの活躍を楽しみにしつつ、自分も負けないよう釣りを楽しみたい。

 

 

廣瀬麻伊のOUTDOORブログ

 

 

 

 



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