旅行と釣りの境界線



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久しぶりに一週間の休みが取れ、旅行に行くことになった。

 

ここで一つ問題。釣りをやる人は「どこへ」「誰と」「何しに」行くにも釣りをやろうとする人が多いように思う。友達と旅行中でも離れて釣りに行ったり、家族をおいて一人釣りに行こうとしたり。実際自分も釣りを始めた頃は無理をしてでもそうした機会を伺っていた。

 

だけど、自分の経験から言えば、そういうのは止めた方が良いと思っている。釣り人は想像以上に家庭や友人・恋人関係を釣りで壊している人が多い。そもそもそうした日に良い釣りをした経験も無い。結局時間が気になってしまったり、そうすることで焦ってしまったり、無理をして事故を起こすきっかけにもなりかねない。釣りの時は釣り、旅行の時は旅行、というのが誰にとっても幸せな結果になると思う。良い場所なら、また釣りだけのために行けば良いと割り切る。そのほうが絶対楽しいはず。

 

ということで、今回は軽井沢でゆっくりと過ごすことにした。梅雨時期の軽井沢は人も少なくとても静かで、緑が生き生きとして美しい。中心街をちょっと離れれば、森の空気がひんやりと涼しく、建物には暖房が入っているぐらいだった。

 

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特に気に入ったのはエロイーズカフェ。南軽井沢の別荘地の森の中にあって、聞こえる音といえば、自分達の声と鳥のさえずりぐらい。吹き抜ける風がとても心地良かった。

 

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釣りをやる人はぜひ一度釣りのことを一切忘れた旅をしてみてはどうだろうか。川を通り過ぎる時につい覗き込んでしまうかもしれないけれど……。

 

 



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