新幹線で(ほぼ)手ぶらで行く日帰りスキーはめちゃくちゃ快適だった



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なぜだか急にスキーへ行きたくなった。学生時代を最後に久しぶりのスキー。だけど車のスタッドレスタイヤもスキー道具も何も持ってない。さて、どうしようか。そんな仕事からの帰り道、地元の駅でふとポスターが目に入る。広瀬すずちゃん。じゃなくて、新幹線で行けるJR SKI SKI。「答えは雪に聞け。」もうコレで行くしかない。

 

早速検索すると、日帰りツアーにもいろいろあって分かりづらい。まずはスキー場をGALA湯沢に絞ってみる。東京駅からわずか1時間半だし、手ぶら派のためのシステムが整ってる感じ。スキーブームではないとは言え、週末はそれなりに混雑するだろうと考えて平日の金曜日に行くことに。そうすると平日限定のお得なツアーも使える。

 

あとは新幹線の自由席のツアーか、普通席の指定席が使える限定列車のツアーか。まあ、平日ってことで自由席でも座れないことはないだろう、ってことでこのツアーに決定!

 

スキー&スノーボード 平日限定 日帰り ネット限定スペシャルGALA【東京駅7時以降出発】

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JR SKISKIサイトでは好みに応じて色々なプランが選べる。

 

リフト&ゴンドラ1日券と往復の新幹線がセットで、2人以上の申し込みで一人7,700円。安い!申し込むとすぐに新幹線のチケットとリフト券交換券が送られてきた。

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お次はレンタル品の事前予約。ガーラ湯沢はサロモンさんがレンタルショップを運営してる。

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サロモンステーション・ウェブレンタル

 

イマイチ分かりづらいウェブサイトだけど、ここで会員登録してカードで事前決算をすると20%オフ。スキー板、ブーツ、ストックの3点セットで一人4,160円也。ウェアも借りられるけど、今回は自前のアウトドアウェアでなんとかすることにする。

 

当日は朝8時4分東京駅発の「MAXたにがわ403号」に乗ることにして、自由席に並ぶ時間も入れて30分前には東京駅に到着。ちなみにこのツアーのチケットで乗れるのは「MAXたにがわ」か「たにがわ号」のみで、「とき」には乗れないので注意。と、この時に駅の電光掲示板を見上げると目を疑うメッセージが…。

 

「ガーラ湯沢は強風のため終日営業を取り止めております。」

 

えっ?思わず二度見する。まっ、その後の放送で近隣のスキー場に振り替えされることが判明し、迷わず行くことにする。調べてみると、リフト券やレンタルの予約もそのままで使えるとのことで一安心。てか、ガーラ湯沢ってよくこうなるのね。

 

並んでみるとほとんど人が並んでない…。ガラスキーだよ。ちなみに乗った列車は越後湯沢駅で前の車両を切り離してガーラ湯沢に行くので、後ろの方の自由席車両に乗ってると、越後湯沢で急いで前の車両に乗り換えるはめになる。自分のように…。

 


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一時間半であっという間に到着。トンネルを抜けるとそこは雪国。時間の短さと風景の変貌ぶりのギャップに頭が追いつかない。改札で「今日はガーラ湯沢は営業中止なので払い戻しをしたい人は帰ることもできる」とのアナウンスが。ここまで来て帰るかいっ!

 

駅を出ると全てがシステマチック。まずは一旦ガーラ湯沢のリフト券をゲット。あとで振替先のスキー場の売場で交換する仕組み。お次はレンタル品のピックアップ。ここもガラガラのガーラ。予約番号を見せるとすぐに出てきた。レンタルスキーと言えば、昔のイメージだとヒドイものを想像していたけど、ベーシックなサロモンのもので、綺麗で十分。

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 まずはブーツのサイズを確認したら、ロッカーでお着替え。ロッカー代1,000円也。ロッカーは大きいので、何人かでまとめて利用するのが賢い。

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振替先のスキー場はその日のコンディションによって何ヶ所かあるので、ガーラ湯沢の1階から出発するマイクロバスに乗って好きなスキー場に行く。上越国際スキー場も魅力的だったけど、遠いのでこの日は一番近い石打丸山スキー場へ。車で5分。リフト券を交換してすぐにリフトで出発。心の準備が追い付かないほど早い展開にさらに戸惑いを覚える(笑)。

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石打丸山スキー場は初中級コースが充実しているので、下の方のコースはそれなりに人がいるけど、ちょっと上のコースまで上がってしまえば人は少なかった。久しぶりのスキーでどうなることかと思っていたけど、意外と滑れることに自分でも驚いた。

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久しぶりのゲレンデ飯も堪能して、午後もたっぷり滑ったら雪も強くなってきたので早上がり。もうちょっとやりたいというぐらいで止めるのがちょうど良い。来た時と同じところにバスが待っているので、ガーラ湯沢へ戻る。着替えて、レンタル品を返して終わり。温泉も併設。お土産買ったら、そのままガラガラの新幹線で1時間半後には東京駅。

 

 

ということで、荷物はウェアだけ小さいバックパックに詰めて、(ほぼ)手ぶらでのスキーは快適そのものだった。こんなに簡単に行けるなら、また利用したい。

 

 

 



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