アルフェックの船底修理をやってみた



 

 

先日のダウンリバーでアルフェックの船底がかなりヤラれてしまった。かなりの渇水で底をズリズリしてたからしょうがない。

 

 

 

途中で浸水に気付いたけど、少量だったのでそのまま続行できた。どうやらフレームがセンターからズレていたのが原因のようで、底の真ん中の厚い補強がされた部分ではなく、その横の薄い部分が当たって小さい穴がたくさん開いてしまっていた(涙)。

 

 

 

帰ってからすぐに修理しようと道具を揃えていたが、暑かったり、雨だったり(面倒くさかったり)で延ばし延ばしにしていた。10月に入ってようやく涼しくなってきたので、やっと重い腰を上げて修理に取り掛かる。

 

まずはフネを買った時に付属していた補修用の船体布。やっぱりファルトボートは補修しながら使っていくのが基本なんだなー。

 

 

 

今回使用する接着剤はコレ。コニシのウルトラ多用途SU。硬化しても弾力性があって、しかも水に強いのがポイント。

 

 

 

接着面を少し荒らして接着を良くするための紙やすりとハサミ。

 

 

 

あとコレ大事。接着面の油脂分を脱脂して接着をよくするためのクリーナー。

 


 

 

まずは塞ぎたい傷や穴の大きさに合わせて補修布をカット。アルフェックの説明書には2cmぐらい大きめに切れと書いてある。写真のように角を丸くすると剥がれにくいみたい。

 

 

 

両方の接着面を紙やすりで軽く荒らして、再度BC-9を塗布。乾いたらいよいよ接着。

 

ウルトラ多用途SUの説明書きによると、通気性の無い物の場合は両方の接着面に薄く塗布するみたい。そして通常のこの手の接着剤と違って乾くのを待たずに即接着!というか塗っている間に乾いてくるぐらい速乾性が高いので、手早く作業する必要あり。

 

 

 

船の底なので、あんまり見た目は気にしない。最後は上からガンガン叩いてガッチリ接着。

 

っと、こんな感じで仕上がった。24時間で完全硬化するみたいだから、このまま待ってみる。硬化と言ってもこのボンドは柔らかくゴムのような弾力性を維持するので船体にはピッタリ。

 

 

とりあえずこれで様子見。次のカヤック旅で具合を見てみよう。もちろんイザという時のガムテも忘れずに。

 

 

※今回はアルフェックの説明書にある補修方法とは異なった方法で行っています。船体の修理は命に関わりますので、ご自身の責任において正しい方法で行ってください。もちろんメーカーに修理に出すのが安心かと思います。

 

 

 



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